FlashLight page by Illuminum

イルミナムの「Katokichi Ichishiki Tactical (K.I.-T) CR2」のページです。
2005.10.2 作成

下にコメントがあります。

ＣＲ２１本付属しています

シリアルナンバー入りです

■壱式 Tactical

壁に照射しました。　右側は、照度を２０段階に分けて色分けしたものです。２０段階目は黒です。

中心照度は、3,407 ルクス(50cm)。

左：最大 1,000 ポイントのスケール表示 (width:1000 point = 84 degrees)
右：イルミナムインデクス（勝手規格です）= 690,492 です。

■比較のため、カトキチ工房小型懐中 "壱式 LE" を参考表示します

中心照度は、2,552 ルクス(50cm)。

品　名	仕　様	ＬＵＸ (５０ｃｍ)	照射角 (度)	公称照度／光度	光源の公称電力(ｗ)	電　池	ランタイム公称値
Katokichi Ichisiki Tactical 2005.10.2	3w LED	3,407	7.6/35.0	900 lux/m	NA	CR2	1h

　表中の記号の説明は、勝手評価リストのページをご参照ください。

仕　様	総合	近接	押入	外	５ｍ	取扱	満足	感想	備　考
3w LED	☆☆☆☆☆	△	○	◎	◎	◎	◎	クイル仕様の壱式	壱式のクイル仕様のブラックタイプです。名称は Katokichi Ichisiki Tactical CR2 flashlight (K.I.-T) と呼ぶようです。この T ( Tactical ) は、 LE 同様 CPF で Arc Mania 氏が募りました。ボディカラーにハードアノ（ナチュラル）とブラックがあり、このライトはブラック仕様です。また電子回路は２種類から選べました。私のモデルは明るい方の回路です。これは LE より明るく、今までの壱式の中では最も明るくなりました。このためボディが熱くなりますのでリフレクターのことを考えると連続点灯は避けた方が良いかもしれません（しばらく様子見です）。ベゼルにクイルが付き過激なイメージがありますが、花びら型に照らされる照射を見ていると何となく癒されます。

他のフラッシュライトとのデータ比較は、フラッシュライト「中央照度測定と公称データリスト」をご参照ください。

また、「勝手評価リスト」も合わせてご覧下さい。

■ 仕様

主な仕様は以下の通りです。

　HA natural or HA black
　Allodyne coated interior for better conductivity
　SC converter
　Choice of runtime/output
　　the short runtime (1 hour) will have an approx. 900 lux/1m
　　the extended runtime model (2 hours) will put out approx. 680 lux/1m
　Lux III from bin #TY0H
　Mineral glass lens
　Turned down S017XA reflector
　Silicone o-rings

壱式のラインナップです
　

　左から V1、V2、V3.1、LE、Tactical

■ 総評

もう、カトキチさんの壱式は世界に通用する名品の仲間入りをしていると思います。相変わらず良い出来栄えです。

今回も数量限定で、HA ナチュラル 30 個ほどと HA ブラック 30 個ほどが生産されたもようです。シリアルナンバーは、テール部分に大きく入っています。この番号は CPF で早い者勝ちに名乗りを上げることで決まります。私は、前回の LE が HA ナチュラルだったので、今回はブラックにしてみました。光沢のあるボディは形状を引き締め小さく見せるのでテーブルの上に有ると本当に小さく感じます。

この大きさならネックストラップに付けて首からぶら下げるのも良さそうですが、クイル（トゲ）が有るのでクルマに乗り込む時、万一クイルがボディに当るとまずい事になりそうなのでこのアイデアは却下です（＾＾；

今回の壱式は、クイル付き以外にデザインが少し違います。ベゼル部分（LED / 電子回路の有る側）のナーリング（ローレット）が今までは３分割（２本線が入っていました）でしたがそれが４分割（３本線が入っています）に変わり、電池ケース側は今までの分割無しが３分割に変わっています。

このスジの多いことでかなり印象が変わって見えます。今までの美しくエレガントな壱式とはだいぶイメージが変わりました。壱式ではなく K.I. (Katokichi Ichisiki) なのかもしれません。

外観のクイルと Tactical という名称から過激なイメージで、確かにポケットにそのまま入れていると穴が開きそうな感覚ですが、クイルタイプの花びら型に広がる照射光は、何とも言えない楽しさがあり、この照射光を見ていると癒されます。

明るさは、今回は２種類から選べました。私の選んだのは明るいモデルです。このため、中心照度は、今までの壱式の中で最高の 3,407 lx/50cm となりました。しかし、ボディが直ぐにかなり熱くなるため、連続使用はもしかしたら避けた方が無難かもしれません。連続点灯についてはちょっと様子を見ながら使ってみたいと思います。

しかし、壱式もここまで進歩するとやはり次ぎは Hi/Lo 切替付きが欲しくなります。この部分は、電子回路の設計と販売を担当している Arc mania さんへの依頼事項なのでしょうがぜひ実現して欲しいものです。

■ 今までの壱式

カトキチ工房小型懐中 "壱式 LE" 　2005.3.1

カトキチ工房 ICHISIKI V3.1 　2005.1.3

カトキチ工房 ICHISIKI V2　2004.4.25

カトキチ工房小型懐中「壱式」(ICHISIKI)　2004.1.31 edit

Illuminum HOME へ戻る

感想などお聞かせください。イルミナム宛のメール
mail