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イルミナムの「カトキチ工房 小型懐中 "壱式"」( Katokichi Ichishiki ) のページです。
2003.12.31 作成

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■カトキチさんの　小型懐中 「壱式」 頒布版

Luxeon III を使ったカトキチさんの作品です。

下にコメントがあります。

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ＣＲ２ １本 付属しています





写真の電池ケースＯリングは最終品ではありません。
テールエンドには、可倒式キーリングが付いています。（写真では見えません）


宝石箱に入っています。かなり似合って。カッコいいです。


特定の条件下でエメラルド色に光ります。

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壁に照射しました。　右側は、照度を１０段階に分けて色分けしたものです。１０段階目は黒です。

この壱式は、BB500 仕様です。他に、BB300/400が頒布されました。
写真では周囲へ広がる光が見難くなっていますので、３Ｄグラフと合わせてご覧ください。
　

比較のため、Ｄ Ｓｐｅｃｋ Ｆｉｒｅｆｌｙ を参考表示します。
　

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写真は、他と同一条件で照射した様子です。最大２５０ポイントのスケールで表示しています。
照度は、１,４３１ ルクス(50cm)、イルミナムインデクス（勝手規格です）は、４５７，６２３です。　

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　　　 <---- 1000 point = 84 degrees ---->

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ランタイムを取って見ました。BB500仕様なので、電池消耗は一番激しいはずです。
テストに使用した電池は、予め用意しておいた maxell の新品を使いました。

Runtime of Ichisiki

このデータは、2003.12.31 21:48:17 よりスタートし、1290Lux/50cm を切った時間が、22:33:31 でした。

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品　名	仕　様	ＬＵＸ (５０ｃｍ)	照射角 (度)	公称 照度／光度	光源の公称 電力(ｗ)	電　池	ランタイム 公称値
カトキチ 小型懐中壱式 BB500 2003.12.31	3w LED	1431	11.3	NA	NA	CR2	NA



　表中の記号の説明は、勝手評価リストのページをご参照ください。

仕　様	総合	近接	押入	外	５ｍ	取扱	満足	感想	備　考
3w LED	☆☆☆☆☆	○	◎	◎	◎	◎	◎	壱式は小さい・軽い・美しい・BB500仕様は明るい	仕上がり外観はベストの出来です。お世辞抜きで今年の小型フラッシュライトの中ではＮｏ１の出来だと思います。ここで比較すべきではありませんが、Fireflyより数段仕上がりが良いです。良く調整された各パーツが最大限の能力を出しているに違いない、と感じさせる良い感じです。小型としてはとても明るく、自分の作る荒くれＭＯＤ（改造）と違ってしっかり性能が出ている感じがします。 グローパウダーにより、消灯後しばらくの間、エメラルド色（緑色）に輝きます。



他のフラッシュライトとのデータ比較は、 フラッシュライト 「中央照度測定と公称データリスト」 をご参照ください。

また、「勝手評価リスト」 も合わせてご覧下さい。



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フラッシュライト modifier カトキチさんの完成品ライトです。

２００３年１２月２９日に、４４個が頒布（販売）されました。

仕様は、作者のホームページにて以下のリストが予定として公開されています。

　ボディ：A6061アルミ合金CNC削りだし
　レンズ：ガラス製
　集光：加工NX05
　エミッタ：Luxeon�V BIN TV1L
　コンバータ：Badboy400or500
　表面仕上：無電解ニッケル+クロムメッキ
　寸法：全長約55mm、最大外径約20mm
　使用電池：リチウムCR2x1
　防水性能：風呂で遊べる位

なお、外観仕様は「梨地処理した上にニッケル-クロムで仕上」となり、BB300も追加されました。


壱式は、かなり小さいです。


レンズの歪で壱式が少し曲がって写っていますが、実物はキッチリと真っ直ぐです。m(_ _)m
左から、nanomate,Firefly,壱式,ARC-LS,ARC-AAA,ARC-AA,Surefire E1e（カトキチスペシャルＬＥＤベゼル付き）


左から、同上


壱式は、かなり軽いです。

約３０ｇ程度です。Firefly の約５５ｇより遥かに軽いです。約２５ｇの nanomate（単５仕様で細い）と比較しても、本体がＣＲ２入りで太いため、手で持った感じは nanomate より軽く感じるという錯覚を起こします。到着直後、電池が入っていないと思い、電池室を開けたところ、ちゃんと電池が入っていたので驚いてしまいました。


壱式は、とても魅力的で美しいです。

このフラッシュライトの良さは、言葉（文字）での説明が上手くできません。モノを見て下さいと言いたいところですが、現時点では、現物を見ることは事実上出来ないと思われますので、このページの写真でご想像ください。以下の説明をお読み頂いてから、再度写真をご覧頂ければ、その雰囲気が伝わるかもしれませんね。

この壱式は、比較的容易に綺麗な写真が撮れます。これは、写真撮影の腕前に関わらず、綺麗に見えるところを探さなくても、どこをとっても綺麗で絵になるためです。このよう写真が楽に撮れるような、「被写体として絵になるモノ」＝「本当に魅力的なモノ」だと思います。写真で工夫したり、苦労したりしないで済むからです。実物を想像することは難しいですが、雰囲気がご理解いただければと思います。


壱式は、謎のアイテムのように輝きます。

グローパウダーが仕込んであるので、消灯後しばらくの間、エメラルド色に光ります。この色はなかなか良いです。

そして、これがグリーンモンスターを呼ぶアイテムかもしれません。わずかにグリーンモンスターが忍び寄っている気配がします。なんて、夢を見てしまいそうです。





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今回は、まったくベタほめのコメントになってしまいました。失礼なことに、カトキチさんがここまで上手い作品作りをされるとは想像していなかったので、驚きと尊敬が入ってしまったためです。このページは、出来るだけ客観的にデータに基づく事実を尊重してコメントをするつもりなのですが、データも小型の懐中として上のグラフなどでご覧の通り申し分の無いものに仕上がっています。勿論、Luxeon III は、もっと明るく使えるのですが、ＴＰＯに合わせ、その性能・機能がバランス良く仕上がっていることも重要です。今回の小型懐中壱式は、ダンヒルのライターのように必要な時も必要でない時もチャンスを見極めて一瞬サッと使うなど演出／装飾品という言葉が似合いそうです。

2004.1.31 edit
後日Ｏリングが送られてきたので、交換しました。またグリスは、不用意に塗ると絶縁不良やＯリングにダメージを与える可能性があるので、ARC LS シリーズにタップリと塗ってあるグリスを爪楊枝で掬い取り塗り付けました。とても良いトルク感が出て良いタッチとなりました。。しかし、ダンヒルが似合わない貧乏臭い私には、もったいなくて使えないかも、・・・・（＾＾；






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