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イルミナムの「カトキチ工房 小型懐中 "壱式 V2"」( Katokichi Ichishiki V2 ) のページです。
2004.4.25 作成

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■カトキチさんの　小型懐中 「壱式 V2」 キット版

Luxeon III を使ったカトキチさんの作品のキット版です。

下にコメントがあります。

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ＣＲ２ １本 付属しています


左側は、初代「壱式」です。


リフレクター S017XA を加工して入れています。


左奥が今回のキット版モジュール、手前が「荒くれMOD 版」です。




左より、初回頒布品、V2 キット版モジュール、S017XA 荒くれMOD 版
キット版モジュールには緑のルミノーバを入れています

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壁に照射しました。　右側は、照度を１０段階に分けて色分けしたものです。１０段階目は黒です。

■荒くれMOD 版 で、LuxIII (T bin) 仕様 Madmax Lite ドロップインモジュールと S017XA リフレクター を組合わせたものです。

中心照度は、1,557 Lux(50cm)。
　

左：最大５２０ポイントのスケール表示 (width:1000 point = 84 degrees)
右：イルミナムインデクス（勝手規格です）= 400,268　です。
　　



■壱式 キット版 にMadmax Lite + LuxIII (TV1J) + Fraen LP 仕様です。

中心照度は、1,926 Lux(50cm)。
　

左：最大５２０ポイントのスケール表示 (width:1000 point = 84 degrees)
右：イルミナムインデクス（勝手規格です）= 312,297　です。
　　



■比較のため、Ｄ Ｓｐｅｃｋ Ｆｉｒｅｆｌｙ を参考表示します。
　

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品　名	仕　様	ＬＵＸ (５０ｃｍ)	照射角 (度)	公称 照度／光度	光源の公称 電力(ｗ)	電　池	ランタイム 公称値
カトキチ 壱式 V2 MML + SO17XA 2004.4.25	3w LED	1,557	9.5	NA	NA	CR2	NA
カトキチ 壱式 V2 MML + Fraen LP 2004.4.25	3w LED	1,926	13.1	NA	NA	CR2	NA



　表中の記号の説明は、勝手評価リストのページをご参照ください。

仕　様	総合	近接	押入	外	５ｍ	取扱	満足	感想	備　考
3w LED	☆☆☆☆☆	○	◎	◎	◎	◎	◎	壱式は小さい・軽い・美しい	壱式の初回頒布品と外観はほとんど変わりません。また同じケースが付いています。 今回の頒布はキット版だったので、キット版・荒くれMOD 版 共にMadmax Lite + LuxIII T bin の組合せで作りました。前回は、BB500 の完成品で高照度狙いでしたが、今回は、LuxIII T bin とFraen LP / SO17XA の組合せで中央照度を稼ぎ、MML でランタイムを稼ぐ狙いで組立ました。



他のフラッシュライトとのデータ比較は、 フラッシュライト 「中央照度測定と公称データリスト」 をご参照ください。

また、「勝手評価リスト」 も合わせてご覧下さい。



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フラッシュライト modifier カトキチさんの「壱式」Ver.2 ライトです。

２００４年３月３日に、１００個の完成品と２０個（たしかこの位の数です）のキット品が頒布（販売）されました。

仕様は、作者のホームページにて以下のリストが公開されています。

　ボディ：A6061アルミ合金CNC削りだし
　レンズ：ガラス製
　表面仕上：梨地処理した上にニッケル+クロムメッキ
　寸法：全長約55mm、最大外径約20mm
　使用電池：リチウムCR2x1
　防水性能：風呂で遊べる位

以上、初回頒布品と同じ。以下が今回の頒布品で変更となった内容です。

　コリメータ：Fraen-LPを加工
　エミッタ：MMに合わせて低Vfの1w-HD QWAH （このLED は完成品の場合）
　コンバータ：MM-WO （このコンバータは完成品の場合）



■キット版の製作


• 「強制センタリングツール」の製作
  カトキチさんのページなどを参考にして「強制センタリングツール」を作りました。
  
  15mm のＡＢＳの丸棒を14.5mm に削り、8.3mm の貫通穴を明け、そこに8mm 肉厚1mm のアクリルパイプ を差し込み、0.6mm アクリルパイプを面（つら）から少し引っ込めて完成です。
  
  なお、治具外形の14.5mm は細すぎたので、セロテープをぐるぐる巻きして太さを調節しました。
  　 　
  
  エミッタを入れると下の写真のようになります。
  　
  
• エミッタ配線
  使用部品です。
  　
  
  カトキチさんのホームページにあるやり方でハンダ付けします。
  キットのアノード配線部品（赤被覆線）は撚線でしたが、エミッタ端子から折り曲げて使えるように手持ちの単芯線を使いました。
  　
  
  
  
• エミッタのベースへの取付けと配線
  カトキチさんは接着を推奨していますが、上記の「強制センタリングツール」で位置出しができ単芯線で位置が決まることとコリメータでのエミッタ位置が押さえられるため、硬化しないシリコングリスで済ましています。
  
  　
  
  
  
• コンバータボードの取付けと配線
  コンバータボードはMadmax Lite を使用し、Arctic Alumina Adhesive (2 Part Epoxy) で固定しました。しかし、エポキシの量が少なかったため、ボード位置が奥まってしまい＋端子に大量のハンダを盛り上げることになりました。
  
  　
  
  
  
  
  
  ■荒くれMOD 版の製作
  
  
• 部品構成と組み立て
  適当な長さに切った17mm 径のアルミパイプにドロップインモジュールをいつものアルミホイルをスペーサーとし、リフレクターはS017XA の外周を削ったものを使います。リフレクターはちょっと削り過ぎてしまいました。
  
  　 　 　 　
  
  
  
  

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今回は、キット版を自分で組立てましたが、全く悩むことなくサクサクと作業する事ができました。さらに、荒くれMOD 版の作成も行い、ちょっと怪しげなものの上手く行きました。

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