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イルミナムの「Elektro Lumens XM-2」のページです。
2004.5.18 一部記述修正　2004.5.16 作成

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■Elektro Lumens の XM-2

Luxeon III を使ったＵＳＡ製です。

下にコメントがあります。

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CR123A 2本　付属していません。




保護ガラスに擦りキズ、裏面の一部に汚れ、レンズの縁にこじって外
し再度取り付けたのではないかと思うような目立つキズがあります。



　 　
電池は付属しませんが、ケースが付属します。

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■CR123A

壁に照射しました。　右側は、照度を２０段階に分けて色分けしたものです。２０段階目は黒です。
壁への照射は、データをそろえるため、見難くなっています。照射の様子は、下の３Ｄ図も合わせてご参照ください。

中心照度は、4,010 Lux(50cm)。
　

左：最大５００ポイントのスケール表示 (width:1000 point = 84 degrees)
右：イルミナムインデクス（勝手規格です）= 664,976　です。
　　



■比較のため、Elektro Lumens FT-3C を参考表示します。

　

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品　名	仕　様	ＬＵＸ (５０ｃｍ)	照射角 (度)	公称 照度／光度	光源の公称 電力(ｗ)	電　池	ランタイム 公称値
Elektro Lumens XM-2 2004.5.16	3w LED	4,010	20.1	72 Lumen	NA	CR123A x 2	120 min



　表中の記号の説明は、勝手評価リストのページをご参照ください。

仕　様	総合	近接	押入	外	５ｍ	取扱	満足	感想	備　考
3w LED	☆☆☆	○	○	◎	◎	◎	○	ちょっと不安定	Elektro Lumens のXM-2 です。 今まで見たことのないコリメータが付いています。どうやら30mm コリメータを削ったもののようですカトキチさんの情報で、今まで見たことの無いコリメータ（未加工のようです）だと分かりました（2004.5.18 edit）。程よい広がりがあり、抵抗で6V を降圧しているとのことで、ベゼルが短時間でかなり熱くなります。 中心照度は点灯直後からどんどん下がり続けます。4010 Lux(50cm) からどんどん下がり１分位のうちに3,000 Lux/50cm を切り、2,000 代に突入してしまいました。連続点灯には向かないフラッシュライトと言えると思います。なお、この現象は、しばらく使用し電池電圧が少し下がり落ち着いてくれば照度も落ち着いてくると思われます。 なお、公称通り1A で駆動している場合は、LED が約4w となります。



他のフラッシュライトとのデータ比較は、 フラッシュライト 「中央照度測定と公称データリスト」 をご参照ください。

また、「勝手評価リスト」 も合わせてご覧下さい。

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■ 総評

Elektro Lumens は、コストパフォーマンスをとても良く考えたメーカーだと思います。

必要最小限のコストで優れた特長のある製品作りをしてくれます。今回も、電子回路使わず抵抗を使いコスト上昇を抑えているものと思われます。しかし、何時ものことですが、仕事は荒く仕上げにボロが出易い傾向があるようです。今回は、外観は、前面レンズはかなりのキズで日本のメーカーでは許されないレベルの出来栄えです。しかし、本体は、とても良い仕上がりで、かなり良く似ているPolice 9LED とは比較にならないほどの高級感があります。表面のブラスト目が細かいためそう感じます。かえすがえすも前面ガラスのキズは惜しいところです。
　 　 　
左：Police 9LED、右：XM-2



さて、肝心の照射性能は、現在「？」です。点灯直後は、さすが1A の威力と思わせる力強い青味のある光で驚きますが、照度を測定するとどんどん下がり続けます。4010 Lux(50cm) からどんどん下がり１分位のうちに3,000 Lux/50cm を切り、2,000 代に突入してしまいました。ちょっと下がり過ぎだと思いました。しかし、このように下がるのは、Pelcan M6 MOD の5w(SE) モジュールが似たような低下をしていましたが、このXM-2 の方がもう少し下がり方が激しいように思いました。

なお、この照度低下の現象は、リチウム電池の電圧低下の状況にほぼイコールのはずなので、今回は新品電池を下ろして使ったため、特にこの低下現象が大きく出たものと想像します。このため、電池が少しこなれてくれば照度もそれなりに落ち着いてくるものとも想像されます。しかし、今回は、発熱が大きくこの状態での連続点灯は少し危険なかおりがあったので、間欠点灯の多い使い方で実用的に使いながら様子を見ようと思います。

CR123A ２本の代わりに、Pila 168S リチウムイオン電池も使用出来ます。しかし、＋側接点が接触しないので（電池＋側の出っ張りが少ない）接点を考える必要があります。接触部分にアルミホイルの小さなカケラを挟みテストしました。無負荷で3.7V と少しくたびれた電池で、1,890 Lux/50cm 程度で安定していました。

このフラッシュライトは、２月１１日にプレオーダーし、５月１２日に到着しました。

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