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イルミナムの「MAGLITE 3C TRISTAR MOD 」のページです。
2004.3.27 作成

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■MAGLITE 3C TRISTAR MOD（改造）

３ｗラクシオンを３個使ったＵＳＡ製ベースの「荒くれMOD（改造）」品です。

下に「荒くれMOD 」内容があります。

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単ニ ３本（付属しません）

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■壁に照射しました。

右側は、照度を２０段階に分けて色分けしたものです。２０段階目は黒です。

中心照度は、10,760 ルクス(50cm)。
　

比較のため、Elektro Lumens の FT-3C を参考表示します。
　

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中心照度は、10,760 ルクス(50cm)、 左：最大2080 ポイントのスケールで表示 (width:1000 point = 84 degrees)

右：イルミナムインデクス（勝手規格です）は、1,769,296 です。 （ニッケル水素単ニ型電池[電池電圧1.28V]にて測定しました）

　　

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　表中の記号の説明は、勝手評価リストのページをご参照ください。

品　名	仕　様	ＬＵＸ (５０ｃｍ)	照射角 (度)	公称 照度／光度	光源の公称 電力(ｗ)	電　池	ランタイム 公称値
MAGLITE 3C TriStar/Lens MOD 2004.3.27	3w x3 LED	10,760	14.9	216 Lumens	NA	単ニ形 ｘ3 Ni-MH	NA

仕　様	総合	近接	押入	外	５ｍ	取扱	満足	感想	備　考
3w x3 LED	☆☆☆☆	○	○	◎	◎	◎	◎	強烈さは無いが十分満足な光量が有る	マグ３Ｃの電球をElektro Lumens の3w Tri-Star とTri-Lens-NBに交換したＭＯＤ（改造）品です。マグ本体は無改造です。ニッケル水素単ニ電池３本でダイレクトドライブしています。光のたっぷり有るなかなか効果的なＭＯＤとなりました。 なお、発熱問題は１０分の連続使用ではベゼル周辺が暖かくなる程度で問題ありませんが、内部で温度上昇があるかのなどの十分な確認は出来ていません。m(_ _)m 今回のマグ３Ｃはスイッチボタンのゴムカバーにロゴマークの入ったもので、スイッチがとても軽くなっていました。



他のフラッシュライトとのデータ比較は、 フラッシュライト 「中央照度測定と公称データリスト」 をご参照ください。

また、「勝手評価リスト」 も合わせてご覧下さい。



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部品として、３ヶ月以上前に入手していた3w Tri-Star とTri-Lens-NB をやっとマグ3C に組み込むみました。本体を無改造で行う事を前提にやり方を考えていましたが、下手な考え休みに似たりで時間がかかってしまいました。製作過程を簡単にご説明いたします。

ＭＯＤ（改造）は、ベースに使用したフラッシュライトの保証が無くなる上に、同様のことを再現しようとしても期待した結果が出ないこともあります。また、今回のＭＯＤ（改造）は、発熱問題が十分に確認できていないこと、LED のランク（特にVf 値の低い場合）によってはLED に大きな負担がかかる可能性が有るなど問題もがありますのでご了承ください。


�@マグライト3C 側の準備
　・ベゼル前面のリングを外し、リフレクターと電球を抜きます。


�ATriStarとの接点作成
　・部品構成：
　　　オーデオＱで購入した電球口金部品（P13.5s)
　　　東急ハンズで購入した3mm 銅丸棒
　　　秋葉原で購入したプラグソケット付きリード線
　　　その他、絶縁素材（今回は新聞広告の紙）を少々使いました。
　　　


　・部品作成：（TriStar側）
　　　TriStar のアルミ板にマイナスコード用の穴を明けます。（今回は3mm）
　　　この穴は、マグライトのベゼルとTriStar の＋端子に当たらないない位置とします。
　　　リード線を適当に切って、その一端をLuxeon Star のマイナス接点にハンダ付けします。
　　　写真をご参照ください。
　　　　 　　


　・部品作成：（接点部分）
　　　電球口金の＋側の絶縁樹脂部分の穴を3mm に広げます。
　　　残った方のリード線を口金−部分にハンダ付けします。
　　　銅の丸棒を口金の全長より7mm 位長く切り、一方の先端をヤスリで削り尖らせます。
　　　銅の丸棒に新聞広告の紙を適当にぐるぐる巻いて口金と接触しないように絶縁します。
　　　　 　　


�B組立
　・ＭＯＤ（改造）した接点を電球同様にマグライトに組込みます。
　・TriStar のリード線と改造電球口金から出ているリード線を接続します。
　・リード線をマグライト本体側の隙間に押し込みTriStar とLens をセットします。
　・ベゼルのリングを締め込むとき、中のリード線が捩れるといけないので、前面レンズを
　　前から強く押しながらTriStar が回らないようにしてリングを締め付けます。
　　　　 　　　 　　


�C今回のＭＯＤの問題点
　・今回のＭＯＤは、１０分の連続使用までしか発熱確認ができていません。また対策は、TroStar の
　　アルミ部分とマグライトのベゼル接触面にシリコングリスを塗る程度しか方法がありません。

　・ダイレクトドライブのため、電源電圧とLED の動作電圧の関係がシビアかもしれません。ニッケル水
　　素専用とし、乾電池で駆動するのは避けようと思っています。


�D総評
　・マグライト本体を無改造で作るという目的は上手く達成できました。
　・ダイレクトドライブでの発熱などの心配が先にたっていた割に、強烈さは無い普通の明るいライト
　　といった感じでした。これは、ニッケル水素電池の電池電圧が。1.28V 程度と少し放電ぎみのせい
　　もあるかもしれません。後日電池を一度放電した後再充電して確認したいと思います。
　・電池３本というのは充電が２本単位のこともあり、きりが悪く使いづらいことと、微妙に電圧が不
　　足のような明るさに感じます。しかし、同じElektro Lumens の FT-3C と比較し、最高照度は及ば
　　なかったものの、照らす範囲は十分に広く実用上満足の行く出来だと思いました。



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