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イルミナムの「Surefire M2 TurboHead LuxeonIII MOD」のページです。

2004.6.6 作成

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■Surefire M2 Turbo Head (KT1) LuxeonIII(TV1J) カトキチ Kit

ＵＳＡ製です。カトキチさん作のTurbo Head 用改造キットを使いLED 化しました。以下の部品で組立ました。

　・Luxeon III(TV1J)
　・Downboy 1000mA Step Down Converter Board
　・カトキチさんのキットに添付の部品各種


下に「荒くれ組立」などコメントがあります。

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ＣＲ１２３Ａ ２本が付属しています。

M2 ベゼルをKT1 に交換し、カトキチさんのLED キットを組み込みました。


リフレクターが汚れています。理由は下のコメントにて


照度は少し下がりますが　Pila 168S（Li-ion 電池）で使えます。




右写真の左側が、Turbo Head KT1 標準のバルブN1 Lamp Assy. です。
　

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本データはリフレクターが少し汚れた状態でのテストとなりました。このため、
照度が幾分低下しているものと思われます。悪しからずご了承ください。



■DB1000 LuxeonIII (TV1J) Lithum （CR123A x2)

壁に照射しました。　右側は、照度を２０段階に分けて色分けしたものです。２０段階目は黒です。

中心照度は、8,400 ルクス(50cm)。
　

左：最大2,000 ポイントのスケール表示 (width:1000 point = 84 degrees)
右：イルミナムインデクス（勝手規格です）= 490,048 です。
　　





■DB1000 LuxeonIII (TV1J) Li-ion （Pila168s x1）

壁に照射しました。　右側は、照度を２０段階に分けて色分けしたものです。２０段階目は黒です。

中心照度は、6,790 ルクス(50cm)。
　

左：最大1,000 ポイントのスケール表示 (width:1000 point = 84 degrees)
右：イルミナムインデクス（勝手規格です）= 485,672 です。
　　





■比較のため、Pelican M6 DB1000 LuxIII Li-ion 仕様 を参考表示します

中心照度は、3,770 ルクス(50cm)。
　

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品　名	仕　様	ＬＵＸ (５０ｃｍ)	照射角 (度)	公称 照度／光度	光源の公称 電力(ｗ)	電　池	ランタイム 公称値
Surefire M2T MOD 2004.6.6	3w LED Downboy1000	8,400	5.7	NA	NA	CR123Aｘ2	NA
Surefire M2T MOD 2004.6.6	3w LED Downboy1000	6,790	5.7	NA	NA	Pila 168S x1	NA

　表中の記号の説明は、勝手評価リストのページをご参照ください。

仕　様	総合	近接	押入	外	５ｍ	取扱	満足	感想	備　考
3w LED	☆☆☆☆	○	○	◎	◎	◎	◎	超スポットビーム。	カトキチさん作の「Ｍ２用 KT1 (Turbo Head) 用の交換バルブ互換のLED 化キット」です。ターボヘッドはリフレクターが大きいのでLED から発する光を充分に集め照射します。 ２種類の電池で評価しました。いすれもLuxIII を使用した Downboy 使用のモジュールで、CR123A x2 と Li-ion Pila 168S x1 でデータを取りました。 約５０度の範囲を広範囲に充分な照度で照らすと共に、とてもタイトな中央部は過激なスポット状態で通常使用のフラッシュライトとは使い方が根本的に違うと感じさせてくれる代物です。 なお、本ターボヘッドは、前面ガラスを割ってしまい、リフレクターに汚れが付いた状態で修理したものです。このため、照度データは少し低いデータだと思われます。

他のフラッシュライトとのデータ比較は、 フラッシュライト 「中央照度測定と公称データリスト」 をご参照ください。

また、「勝手評価リスト」 も合わせてご覧下さい。

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■ リフレクター汚れについて

前面ガラスを割ってしまい、その上リフレクターに汚れが付いてしまった状態で米国Surefire 本社へ送り修理してもらいました。このため、リフレクターの汚れ（銀色ではなくなっている部分）があるままでのテストとなりました。このため、データは正常品と比較し少し低い値となっていると思われます。

なお、Surefire は永久保証なので、こちらからの送料のみの負担で無償修理が受けられます。しかし、送付費用の他に、米国よりの返送時に正規品購入と同じ金額のインボイスが付いていたため、１０００円程度の税金が掛かりました。何んらかの申請すると免税になるような気がしますが（送付時のインボイスなどを持ち申告するなど）わからなかったため、今回はそのまま支払ってしまいました。


■ 荒らくれ組立

Li-ion のPila 168S 電池では、Pelican M6 MOD のランタイムデータのようにダイレクトドライブ状態と考えられますが、近い将来 CR123A 型の Li-ion 電池が入手できそうなので、Li-ion ２本で使えるならDownboy しか無いと考え、それを使用したモデルを作成しました。

カトキチさんのTurbo Head 用 キット内容です。


そのキットに手持ち部品の LuxeonIII 、DB1000 Converter Board 、単線コード、スズメッキ線を準備しました。


LED を熱伝導性に優れた２液性のエポキシ接着剤のArctic Alumina Adhesive (2 Part Epoxy) で固定し、Converter Board に配線しました。
しかし、この配線はスズメッキ線の出す方向を間違っていました。最後に気付いて泣きを見ました。


この状態で点灯確認をします。定電圧電源で5V をかけ920mA 流れることを確認しました（写真右）
　

その後、各配線を行い完成です。

なお、配線の出し方が間違っていたため、電源マイナス側へのリード線が所定の穴から出せずコンバータボード配線を全てやり直しました。




■ 総評

このKT1 Turbo Head はLED 化したくてしょうがなかったモデルだったので、カトキチさんのKit で実現できました。

Pelican M6 のLuxeonIII MOD を同様、Downboy1000 でモジュールを作りましたが、Pelican M6 MOD と比較しかなり集光する強力なスポット状態となります。

Turbo Head はリフレクターが大きいのでスポットも大きいような雰囲気がありますが光源の光を大きいリフレクターで充分に集光し、中心に収束させることでピンスポット状態を作り出せるようです。

しかし、イルミナムインディクスは思ったほど上がらず、拡散成分が少ないためと思われます。とはいえ、周辺への光は約５０度だけ広がり、その範囲は結構明るく照らされます。

このTurbo Head は、超スポットなので用途はかなり限定されるように思います。しかし、犬のお散歩で行く夜のドッグランでは犬が遠くの暗がりに行った時に特に威力を発揮しそうだと思いました。

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