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イルミナムの「CMG INFINITY Silver's MOD」のページです。
2004.2.14 edit　2004.1.17 作成

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■ＣＭＧ ＩＮＦＩＮＩＴＹ　の　Ｓｉｌｖｅｒさんの ＭＯＤ（改造）

３ｗラクシオン( Luxeon III )を使ったＵＳＡ製ベースのＭＯＤ（改造）品です。

下にコメントがあります。

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単三 １本

本体の色は、アイスブルーです。


NX-05 コリメータを加工して組み込んであります。


魚の目パッドが追加されています。


お約束のブルーが美しく光ります。

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■ニッケル水素 2300mAh

壁に照射しました。　右側は、照度を１０段階に分けて色分けしたものです。１０段階目は黒です。
壁への照射は、データをそろえるため、見難くなっています。照射の様子は、下の３Ｄ図も合わせてご参照ください。

中心照度は、９７２ルクス(50cm)。
　

左：最大２６０ポイントのスケール表示 (width:1000 point = 84 degrees)
右：イルミナムインデクス（勝手規格です）= 331,109　です。
　　



■アルカリ単三／リチウム 3V

中心の照度は、左：アルカリ=１０２４ルクス(50cm)、右：リチウム3V =１８４５ルクス(50cm)
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最大２５０ポイントのスケール表示 (width:1000 point = 84 degrees)
イルミナムインデクス・左：アルカリ = 334,688　右：リチウム3V = 556,480 です。
　　 　　





■比較のため、アークＬＳＨ（−Ｓ）を参考表示します。

　

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Runtime of Silver's MOD CMG INFINTY 3w + MadMax

ニッケル水素は、1.33V で開始し、３時間後に、1.03V で終了しました。これ以上続けると過放電で、電池にダメージがありあそうです。
今回は、2300mAhのサンヨー製を使用しました。このため、単三１本のラクシオンクラスのフラッシュライトとしては随分ランタイムが長くなりました。２時間半近い、約１４５分間ハイパワーが続きます。

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品　名	仕　様	ＬＵＸ (５０ｃｍ)	照射角 (度)	公称 照度／光度	光源の公称 電力(ｗ)	電　池	ランタイム 公称値
Silver's MOD INFINITY 3w NX-05 Optics 2004.1.17	3w LED	1,845	28.1	NA	NA	Lithium 3V	NA
Silver's MOD INFINITY 3w NX-05 Optics 2004.1.17	3w LED	1,024 NiHM = 972	28.1	NA	NA	単三ｘ1 (Ni-MH可)	NA



　表中の記号の説明は、勝手評価リストのページをご参照ください。

仕　様	総合	近接	押入	外	５ｍ	取扱	満足	感想	備　考
3w LED	☆☆☆☆	○	○	◎	◎	◎	◎	潜在能力が極めて高い	Silver さんに作って頂きました。ＭａｄＭａｘコンバータに T ランクの Luxeon III を組み合わせたものです。 驚きました。リチウム3V 電池を使うと、中心照度では surefire L4 に近い明るさが出ます。また、ニッケル水素を使っても、中心照度は ARC LSH-S とタメを張れるすごい実力です。 Infinity 自体にもっと「何かを感じさせるもの」が有れば最高点の五つ星の実力だと思います。惜しげなく使えるような気がする点は良いのですが、・・・・（＾＾；



他のフラッシュライトとのデータ比較は、 フラッシュライト 「中央照度測定と公称データリスト」 をご参照ください。

また、「勝手評価リスト」 も合わせてご覧下さい。



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■ 総評

前回製作した ＣＭＧ インフィニティ１ｗ荒くれＭＯＤに味をしめ、どうしてもコリメータを組み込みたくなりました。しかし、自分では出来ないので、すでにコリメータ化を実現している Siver さんに相談したところ、作って頂けるとのことで、早速お願いしました。

前回の自分の荒くれＭＯＤには 1w ランクQ3 + MadMaxPlus（MM+） のサンドイッチモジュールを使ったので、同じ Plus にしようと思ったのですが、手持ちのコンバータボードに Plus が無かったことと T ランク (TV1KW) の Luxeon III が有ることから、Plus でなくても何とかなるだろうと思い、MadMax（MM）と Luxeon III の組合せでお願いしました。コリメータも Fraen LP は、使っていて欠けるかもしれないとの Sliver さんよりのアドバイスで、NX-05 としました。

今回も前回の荒くれＭＯＤの経験から単三形リチウム電池（3V）を使うことを考え、データを取ってみました。その結果が上の写真と図のとおりです。しかし、ニッケル水素もアルカリ乾電池も十分な照度があり、ARC LSH−S とほとんど同じなうえ、イルミナムインデクスの値が高く実力は Infinity MOD の方が上と言って良いいう結果となりました。


参考：単三形リチウム３Ｖ電池：簡単に入手出来なかったため、以下の方法で入手しました。
CR-V3電池は、被覆を剥くと単三形リチウム電池が２本並列にセットされています。


周囲のプレスチックを壊し、中の電池アセンブリーを取り出し、導通板の溶接を剥がします。今回は、この方法で取り出した単三形リチウム電池を実験・データ取りに使用しました。　★このような電池の分解は危険なので、真似しないでください。電極ショートによる発熱／破裂事故など、思わぬ危険があります。★

左から、ニッケル水素、アルカリ、リチウム です。


なお、リチウム電池は、CR-V3 で900円くらいするので、これを常用することは経済的に困難です。このため、類似形状のリチウムイオン二次電池が使えないかと考えました。しかし、一番形状が近そうな、市販の RCR-V3 電池は、分解してみると、中身は全長が8mmほど短く（その8mmのスペースに電子回路が入っている様です）、また樹脂のカバーから取り出してしまうと充電も簡単には出来ず、どんどんと危険なドツボにハマってしまいます。ＭＤウオークマン用にも単三形みたいなリチウムイオンが有るのですが、・・・ちょっと手も出ず頭も回りません。もっとも、リチウムイオンは、3.7V なので、BB や MM で１ｗや III LED を使った場合、Vf を超えるとあまり良くないので、ここも考慮が必要かもしれません。少し電圧が下がれば問題ないのでしょうが、・・・。

そんな状況なのと、ニッケル水素電池で必要かつ十分な明るさが得られることが分かったので、リチウムイオン化はまだ少し先の話になりそうです。



■ 今回、以下のようなことが分かりました。　2004.1.19 edit

　○使用電池について
• アルカリ電池とニッケル水素電池では、初期照度はあまり変わりませんでした。
  
  
• アルカリ電池とニッケル水素電池を比較した場合、アルカリ電池は電圧がどんどんと降下すると思われるので、比較的早い時点でアルカリ電池での照度が、ニッケル水素より落ちてしまうと思われます。
  
  
• 今回のランタイムは、ニッケル水素 2300mAh で測定しました。結果は、２時間２５分がほぼフルパワーでした。これは、実用上、十分なランタイムだと感じました。
  
  
• リチウム3V 電池は、初期照度が surefire L4 に近いほどの中心照度が得られました。しかし、コリメータタイプなので、明るい部分が中心部に限られ、周辺への光の広がりは少なく、またランタイムは取っていませんが、初期低下もあると思われます。しかし、ニッケル水素のように同一の照度を維持すると予想され、ランタイムは、その容量が 700mAh なら４５分程度と思われます。
  
  
• 以上のことから、このInfinity Silver's MOD に使用する電源は、明るさも LSH-S 並で、ランタイムも十分に長く、経済的でもあることからニッケル水素電池が最適と判断し、この電池で使い続けることにしようと思いました。
  
  
• リチウムイオン充電池は3.7V と電圧が高いので、１ｗや III では、Vfを超える可能性もあるので、慎重に検討し、さらに確認テストが必要だと思っています。
  
  
  
　○ＬＥＤとコンバータボードについて
• 今回使用した Luxeon III の bin は TV1KWで、コンバータボードは MadMax WideOpen（最大電圧が発生する設定に固定品）でした。
  
  
• 今回採用しなかった MadMax Plus は、MadMax より 200mA 近く余分に流れるらしい（800mA以上流れるらしい）ので、そちらを使うと、さらに照度が上がりそうです。ランライムも、同じニッケル水素電池なら１００分位は持ちそうです。こちらのデータは、1w ＋ MM+ の fu-ja さんのインプレを待ちたいと思います。
  
  
  
ざっと、以上です。 2004.2.14 edit：一般的なニッケル水素電池のデータを大きく扱うように変更しました。（それまではリチウム３Ｖを大きく扱っていました）

2004.1.19 edit：日本語がメチャクチャだったので（＾＾；、修正しました






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