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イルミナムの「CMG INFINITY 1w MOD」のページです。
2003.12.13 作成

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■ＣＭＧ ＩＮＦＩＮＩＴＹ　の　１ｗ ＭＯＤ（改造）

１ｗラクシオンを使ったＵＳＡ製ベースのＭＯＤ（改造）品です。

下に簡単な製作過程があります。

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単三 １本（付属しません）

ベゼル裏側をくり抜き、周囲を削ったＭａｄＭａｘ（ＭＭ）ドロップインモジュールを差込みました。


当初は、リフレクター部分をオリジナル状態にしていました
が、中心での照度が低いのでアルミホイルを貼りました。
かなり見栄えが悪いですね。


電池側は、無改造です。


オリジナルの電子回路とＬＥＤをくり抜き、ＭＭモジュールを入れています。

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壁に照射しました。　右側は、照度を１０段階に分けて色分けしたものです。１０段階目は黒です。

リフレクター付（アルミホイルを貼っています）
中心照度は、４４ルクス(50cm)。
　

リフレクターなし（黒アルマイトのまま）／リフレクター付３Ｖ
中心の照度は、２２ルクス(50cm)、最も明るい部分で２９ルクス(50cm)。３Ｖでは、８９ルクス(50cm)
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比較のため、アークＡＡＡを参考表示します。
　

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写真は、他と同一条件で照射した様子です。最大２５０ポイントのスケールで表示しています。

照度は、４４ ルクス(50cm)、イルミナムインデクス（勝手規格です）は、２０４、８７０です。 （ニッケル水素単三型電池にて測定しました）

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　　　 <---- 1000 point = 84 degrees ---->

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写真は、他と同一条件で アルミリフレクターなし／アルミ付３Ｖ の照射した様子です。最大２５０ポイントのスケールで表示しています。

照度は、２２ ルクス(50cm)／８９ ルクス(50cm)、イルミナムインデクス（勝手規格です）は、１６３、０２１（ニッケル水素）／４７７、９０７（３Ｖリチウム） です。

　　　

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　　　　　　 <-- 1000 point = 84 degrees -->　　<-- 1000 point = 84 degrees -->

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Runtime of CMG INFINTY 1w + MadMax

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品　名	仕　様	ＬＵＸ (５０ｃｍ)	照射角 (度)	公称 照度／光度	光源の公称 電力(ｗ)	電　池	ランタイム 公称値
CMG INFINITY 1w MOD aluminum reflector 2003.12.13	1w LED	44	42	NA	NA	単三ｘ1 (Ni-MH可)	NA



　表中の記号の説明は、勝手評価リストのページをご参照ください。

仕　様	総合	近接	押入	外	５ｍ	取扱	満足	感想	備　考
1w LED	☆☆☆	◎	◎	△	△	◎	◎	やっぱりリフレクタの反射は必要	ＭａｄＭａｘコンバータ付１ｗＬＤのドロップインモジュールを組み込みました。単三型ニッケル電池１本で、かなりしっかり光ります。しかし、寸法的にコリメータなど持ち合わせの光学部品が使えず、光が広く広がってしまいます。光は遠くには行かないものの、光量が多いので周囲まで十分に照らします。近距離用として使いやすく予想以上に上手く行きました。



他のフラッシュライトとのデータ比較は、 フラッシュライト 「中央照度測定と公称データリスト」 をご参照ください。

また、「勝手評価リスト」 も合わせてご覧下さい。



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ＣＭＧ インフィニティのボディに、１ｗＬＥＤを組み込みました。電子回路は、ＭａｄＭａｘ（ＭＭ）のドロップインモジュールで、ＬＤタイプの１ｗＬＥＤが付いているものを使いました。このＭＭは、０．８ｖから使えるとのことで、ニッケル水素電池１本での駆動が出来るのと、インフィニティのベゼルに入りそうだったので、ＭＯＤ（改造）してみました。 いつもの様に、かなり雑なＭＯＤで、改造すると元には戻せません。以下に簡単にご説明いたします。

ＭＯＤ（改造）は、ベースに使用したフラッシュライトの保証が無くなる上に、同様のことを再現しようとしても期待した結果が出ないこともあります。また、今回のＭＯＤは、外観的にアルミリフレクターがきれいではありません。ここな見ないで使うという割り切りが必要です。また、アルミを削っていますが、防錆処置はしていません。長時間使うと白い粉が吹くものです（導電グリスを削った面に塗るなど、さらに手を入れる必要があります）。ご了承ください。


�@素材の準備
　・インフィニティのベゼルを外します。
　・ＭＭドロップインモジュールを用意します。
　　


�Aベゼルの加工
　・ベゼルの電子基板の入っている側から、電気ドリルに１２ｍｍのホルソーを付けて
　　穴を掘ります。
　・ごりごり、ガシガシと堀進み、ベゼルの底からさらに２ｍｍほど掘り下げます。
　・電気ドリルに付けたエンドミルやリーマーを使い、底を平らにします。
　・電子回路を抜いた穴は、入り口が狭いので、リーマーで内側と同じ広さに広げます。
　・ＬＥＤの入る穴は、６ｍｍ（５．５ｍｍではギリギリすぎて上手くセンターが出ないと
　　ムリなので少し広くしました。


�BＭＭドロップインモジュールの加工
　・ＭＭの周囲をヤスリで擦り、ベゼルの穴に入るまで削ります。
　　


�Cマイナス接点の追加
　・アルミホイルを２ｍｍ角程度に固めたものを接点とし、ベゼルとＭＭの間に入れます。
　　ＬＥＤアノード（＋）側に触れないように注意して、接点を置きます。
　　ＭＭがきつく入る程度にしておくと、ＭＭを押し込むだけでＯＫです。
　　ゆるい場合は、接点が動かないようにします。（接触に影響ない部分でテープ止めするなど）
　　


�D使用方法
　・オリジナルと同じ、ベゼルを締め込んで点灯します。
　・今回は、オリジナルと同じフィーリングで操作できました。


�Eベゼルリフレクター部分の反射板追加
　・ベゼルのリフレクター部分が黒アルマイトのままだと中央の照度が上がらず、
　　情け無い数字にしかなりませんでした。
　・両面テープを付けたアルミホイルを、ドーナツ型に切って、適当に切ったもの
　　をリフレクターとして貼り付けました。
　・照度は、５０％以上あがり、中央が明るい普通の配光特性となりました。
　　上の写真とデータをご参照ください。


�F写真には有りませんが、魚の目パッドをＭＭに貼り、電池のガタ止めにします。


今回のＭＯＤは、初めに実施した時、ベゼルのＯリング部分で切れてしまいました。ＭＭを削らずに入るように同じ径の１４ｍｍで削ったためでした。このため、「ＭＭの外周は削る」「ベゼルの穴は、入り口だけを広げる」「ベゼルの底は掘り下げる」「ＬＥＤ用の穴は、６ｍｍ」ということで、再度チャレンジしました。

ＭＯＤのインフィニティは、最高照度は低いものの、４０度の範囲をほぼ均一に照らします。このため、大変に気に入り、意味も無く持って歩き、あちこち照らしています。また、ランタイムもニッケル水素１本で約９０分間ほぼ均一な明るさを保ちます。

なお、参考までに、ＣＲ２−Ｖ３電池を分解し、単三型３ｖリチウム電池を使うと、ＭＭがかなり発熱しますが、照度は倍の８９ルクス(50cm)になり、かなり使えるようになります。
　　★電池の分解は危険なので、真似しないでください。電極ショートによる発熱／破裂事故など、思わぬ危険があります。


今回は、大成功でした。

今後、超小型コリメータなどが出来れば、さらに使いやすくなりそうです。






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