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イルミナムの「 MJ LED in Mini Mag 2AA 」のページです。
2005.4.23 作成

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■ MJ LED in Mini Mag 2AA

5mmLED の MJ LED で ＭＯＤ（改造）した Mini MAG 2AA です。

下にコメントがあります。

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単三 電池 ２本 付属しています。





焦点調整用スペーサーを入れました



ご注意：MJ LED のロットによってはオキシライド電池と組み合わせることで過電流となり LED にダメージを及ぼす可能性があります。
このため、必ず事前に短時間テストを実施し、青白く発光するなどの異常が無いことを確認してください。

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■ OXY 電池

壁に照射しました。　右側は、照度を２０段階に分けて色分けしたものです。２０段階目は黒です。
壁への照射は、データをそろえるため、見難くなっています。照射の様子は、下の３Ｄ図も合わせてご参照ください。

中心照度は、1,198 Lux(50cm)。
　

左：最大２５０ポイントのスケール表示 (width:1000 point = 84 degrees)
右：イルミナムインデクス（勝手規格です）= 235,705　です。
　　



■比較のため、Yazawa LH-05 を参考表示します。

　

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品　名	仕　様	ＬＵＸ (５０ｃｍ)	照射角 (度)	公称 照度／光度	光源の公称 電力(ｗ)	電　池	ランタイム 公称値
MJ LED in Mini Mag 2AA 2005.4.23	5mm LED MJ LED	1,198	5.7/40.9	NA	NA	単三 x2	NA



　表中の記号の説明は、勝手評価リストのページをご参照ください。

仕　様	総合	近接	押入	外	５ｍ	取扱	満足	感想	備　考
MJ LED 5mm LED	☆☆☆	◎	◎	◎	○	○	○	想像以上の 5mm タイプ	Arc Mania 氏が 100mA タイプの 5mmLED を拡散タイプへの改造加工を施した MJ LED をミニマグＡＡに入れました。推奨の使用方法は、リチウム電池を使いミニマグのオリジナルリフレクターを加工する方法ですが（この方法で初期照度５０％低下までのランタイムは３５時間だそうです）私はリフレクターに旧タイプの SO17XA を使用しオキシライド電池で駆動しました。 焦点合わせのため、ワッシャーを挟み位置調整を行いましたが、こので十分に集光し 5mmLED でありながら思った以上に実用になることが分かりました。



他のフラッシュライトとのデータ比較は、 フラッシュライト 「中央照度測定と公称データリスト」 をご参照ください。

また、「勝手評価リスト」 も合わせてご覧下さい。

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■ MJ LED を使った「荒くれＭＯＤ」


• MJ LED を電球と交換します。LED にはプラス・マイナスがありますので、本体のソケット部分を一度分解し、ボディに触れる端子側がマイナスとなります。銅ワッシャーはリフレクターとの焦点合わせ用スペーサーに使います。
  MJ LED にはあらかじめ電極の出っ張りをヤスリで削り電球ソケットに入りやすいように加工を加えました（加工前の電極の短い方がマイナス側です）
  　 　
  
  
• 電池が入った状態で MJ LED を差し込むと光ることを確認します。
  　
  
  
• 銅のスペーサーに両面テープを付けて、本体側の樹脂ソケットに貼り付けます。これにより SO17XA リフレクターが少し浮くので MJ LED がちょうど良く焦点に来ます。
  　 　 　
  
  
• 今回は前面レンズは交換せずにそのまま SO17XA リフレクターを入れただけにしました。
  　 　
  
  
■ コメント


MJ LED とは、Arc Mania 氏が 100mA タイプの 5mmLED の先端を加工し拡散タイプへ改造したモノのことです。Lambda 氏のサイトとサンドイッチショップで販売されました。数量限定だったようで、現在はいずれもショップも売り切れ状態が続いています。

今回は、この MJ LED をミニマグＡＡに入れた「荒くれＭＯＤ」です。もっとも加工するところはほとんど無りませんでした。

なお、単三２本でのダイレクトドライブで十分に使える秘密は、MJ LED の Vf が低いためで 3V で十分電流が流れます。（週刊：ＬＥＤの Vf グラフをご参照ください）

なお、オキシライド電池は電圧が高いため、このような低 Vf の MJ LED にはちょっと危険ですが、私のモノはなんとか使えました。MJ LED のロットによっては過電流となり LED にダメージを及ぼす可能性がありますので、短時間テストを実施し、青白く発光するなどの異常が無いことを確認してからご使用ください。


■ 総評


最近の 5mmLED は発光効率が高くなったり、今回の MJ LED のように 100mA も電流が流せるモノなどが出来てきました。従来は 砲弾型 LED は前面に集光レンズがあり、発光部分も奥まっているため、外付けのリフレクターの効果がほとんど得られなかったのですが、この MJ LED は集光レンズを削り落とし拡散型（サイドエミッタタイプ）に改造したものであるため、外付けリフレクターが効果を発揮します。

本来、MJ LED の推奨電源は単三型リチウム電池２本で、推奨リフレクターはミニマグオリジナルリフレクターの穴を MJ LED に合わせて加工したものです。しかし、今回はリチウム電池は入手が大変なのとミニマグオリジナルのリフレクター加工が面倒だったので手元に有ったオキシライド電池と旧タイプの SO17XA を使うことにしました。

リフレクターと MJ LED の焦点位置関係はワッシャーを一枚挟むことでちょうどピッタリになりました。このような簡単なＭＯＤ（改造）なので使用感もミニマグそのままです。

なかなか良く集光できるため、中央照度が 1,198 Lux(50cm) と 5mm LED とは思えない高いデータとなりました。イルミナムインデクスも 235,705 と十分に大きく、室内のように対象物が比較的近距離の場所で使うには十分な実力があると感じました。

このような MJ LED を生み出す Arc Mania 氏は、相変わらずツボの押さえどころがとても上手く LED の特性を最大限に生かす工夫に長けていると感心しました。

なお、最近の Luxeon と比較するとどうしても LED への入力電流が小さいので、Luxeon に匹敵する明るさがある訳ではありません。

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