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イルミナムの「MR Bulk LionCub」のページです。

2005.7.17 作成

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■ MR Bulk LionCub

Made in Hawaii です。

下にコメントがあります。

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Li-ion R123 １本 （付属しません）

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■LionHeart ：Maximum

壁に照射しました。　右側は、照度を２０段階に分けて色分けしたものです。２０段階目は黒です。

中心照度は、4,570 ルクス(50cm)。
　

左：最大 2,000 ポイントのスケール表示 (width:1000 point = 84 degrees)
右：イルミナムインデクス（勝手規格です）= 693,848 です。
　　





■比較のため、EDC Ultimate 60 を参考表示します

中心照度は、5,330 ルクス(50cm)。
　

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品　名	仕　様	ＬＵＸ (５０ｃｍ)	照射角 (度)	公称 照度／光度	光源の公称 電力(ｗ)	電　池	ランタイム 公称値
MR Bulk LionCub Maximum 2005.7.17	3w LED	4,570	7.6/28.1	NA	3w	R123ｘ1	NA

　表中の記号の説明は、勝手評価リストのページをご参照ください。

仕　様	総合	近接	押入	外	５ｍ	取扱	満足	感想	備　考
3w LED	☆☆☆☆	◎	◎	◎	◎	○	○	調光機能付きのコンパクト	電源は、3V のリチウム電池でも使えるのですが照度が上がりません。一方 Li-ion 充電電池 (R123) を使うことで中心照度も高くなります。照射範囲はあまりスポットではないので使いやすいライトです。 光量をほぼ無段階に変更でき、スイッチ ON で点灯中に再度スイッチをプレス（ボタン長押し）するととてもスムーズに明るさが変化します。

他のフラッシュライトとのデータ比較は、 フラッシュライト 「中央照度測定と公称データリスト」 をご参照ください。

また、「勝手評価リスト」 も合わせてご覧下さい。

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■ コメント（説明）

このライトは、CPF 上で米国の販売店 TACTICAL WAREHOUSE さんと MR Bulk さんが全く形の無い状態から共同で企画しボディカラーが HAN（硬質アルマイトナチュラル）と黒を各 100個 づつの限定品シリアルナンバー入りモデルです。

このライトは、いろいろな問題を引き起こした「いわく付き」ライトとなってしまったようです。この辺の情報はソースが英語のため、英語に不慣れな私にはとても掴み難いのですが、2005年7月17日現在 CPF が一時クローズしたことにかかわりが有ると見ている向きも有るようです。

点灯は、側面のスイッチを押すことで ON となりますが最初のクリックで点灯しそこでプレス（長押し）することで光量をなめらかに変化させることが出来ます。再度クリックすると消灯します。再度スイッチをクリックすると先ほど調整した光量で点灯します。また最初から長押しすると点灯しますがスイッチを離すと消灯します。

電源は、LionHeart 同様に Li-ion 充電電池で使用すると明るく点灯します。最近は CR123 型の R123（RCR123) Li-ion 電池は海外通販であれば比較的入手しやすく バッテリーステーション などで購入できます。

ライト性能は、スポットはあまりキツくなく使い易い仕様です。このスポットがキツくない理由はリフレクターが短いため LED からの漏れ光が大きいためで、他のライトで言うと Aleph 1 (27mm) が LionHeart で Aleph 2 (20mm) が LionCub のような位置づけだと思われます。



■ 総評

このライトは、CR123 １本タイプで ARC4+ や EDC 60 といったハイテクタイプの EDC (Every Day Carry) ライトです。大きさもそれらとほぼ同じで、ごく標準的な CR123 １本型ライトです。

しかし、外観などの作りは、キーリングやストラップを通す穴のまわりの仕上げがザツだったり、リフレクターにも LED 付近に気泡のような凸（もしかしたら凹）が有り、底部のかわいいロゴの部分の金属加工もやはりザツな仕上げに見えます。しかし、そういった細かい部分を除けば大部分を占める本体仕上げやナーリング（ローレット）などは良く出来ていますので、典型的アメリカ製品だと言えるかもしれません。

なお、ハイテクライトは光量変化がスムーズに出来るため Hi/Lo の２段切替とは次元の違う使い勝手で、シチュエーションに応じて光量を簡単に変化させることができるのでとても便利です。また電源に Li-ion 電池を使えば EDC 60 に迫る最大光量が得られる性能の良いライトです。

このライトは CPF でとても面白い形でスタートをしたのですが、販社が仲介しているための価格ＵＰに起因すると思われる様々な出来事があり、種々の混乱を引き起した模様です。

そういった様々な要素は別にして、ライト自体の性能を見ると Li-ion 電池で使用することで EDC 60 に匹敵する明るさ性能があり、なかなか良い製品なのですが EDC 60 に有るような付加機能が無いこととその価格を考えると、正直コストパフォーマンスは低い製品と言わざるを得ません。

このため、総合評価は４つ星（☆☆☆☆）としました。


本体底面にかわいらしいロゴが付いています。

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