---

Illuminum HOME へ戻る

イルミナムの「ARC Flashlight LSH」のページです。
2004.1.11 追加　2003.9.14 作成

---

■アーク ＬＳＨ Ｓ

１ｗラクシオンを使ったＵＳＡ製です。

下にコメントがあります。

下に P-123（ツイストテール）使用による Hi/Lo 切替ＭＯＤ（改造）の説明があります。
2004.1.11 追加

---

ＣＲ１２３Ａ 電池 １本（付属）

---

壁に照射しました。　右側は、照度を１０段階に分けて色分けしたものです。１０段階目は黒です。

　



比較のため、アークＬＳＬを参考表示します。
　

---

写真は、他と同一条件で照射した様子です。最大２５０ポイントのスケールで表示しています。

照度は、１０１３ ルクス(50cm)、イルミナムインデクス（勝手規格です）は、２３９，１０２です。


2003.10.5 add

---

---

品　名	仕　様	ＬＵＸ (５０ｃｍ)	照射角 (度)	公称 照度／光度	光源の公称 電力(ｗ)	電　池	ランタイム 公称値
arc lsh s 2003.9.14	LED	1013	28.1	NA	NA	CR123Aｘ1	NA

　表中の記号の説明は、勝手評価リストのページをご参照ください。

仕　様	総合	近接	押入	外	５ｍ	取扱	満足	感想	備　考
1w LED	☆☆☆	◎	○	○	○	○	○	アークのフラッシュライトは面白い	なんとも言えず面白い。性能は、スペックを取ってみると大したことないし、ＬＳＬよりスポットが強いため使いにくそうだったり、と、優等生では無いが、ずん胴のボディは、機関砲の弾丸みたいだったり、と何とも言えない魅力がある。メーカーのコンセプトが「コレクター向け」であれば、すっかりその思惑にハマっている。

他のフラッシュライトとのデータ比較は、 フラッシュライト 「中央照度測定と公称データリスト」 をご参照ください。

また、「勝手評価リスト」 も合わせてご覧下さい。

---

ＬＳＨは、ＬＳＬと比較するとスポット的で、中央の照度はＬＳＬの８９５ルクス(50cm)に対し、１０１３ルクス(50cm)と明るいのですが、範囲が狭いため、上の写真で見ても、明るい部分が小さく見えます。スポットのＬＳＨ、標準的なＬＳＬと言えると思います。

ＡＲＣの製品は、いろいろ個性があり、少しづつ違いがあります。硬質アルマイト（ハードアノダイジング）の色の違いは有名ですが、電池ケースのローレットの範囲も、ＬＳＬとＬＳＨでは違っています。下の写真は、上がＬＳＬで、下がＬＳＨです。

---

■アーク ＬＳＨ Ｓ　Hi/Lo 切り替え機能ＭＯＤ（改造）
2004.1.11 追加


キャンドルパワーフォーラム（CPF）で、gadget_lover さんがアーク ＬＳ 系の MOON モード機能を利用したHi/Lo 切り替えの方法を提案していたのでやってみました。

もともとＡＲＣ ＬＳは、ＳＵＮモードとＭＯＯＮモードがあり、電池電圧が標準状態の時のフル出力はＳＵＮモードと呼び、電池電圧が下がった場合、暗い出力になるという機能がＭＯＯＮモードと呼ばれています。しかし、今まで、電池が無くなってきたときの「おまけ」のような位置づけで考えていので、説明にも入れていなかった機能ですが、抵抗を入れて電池電圧を下げて意識的にＭＯＯＮモードを使うことでＬｏモードを意図的に作り出せるという訳です。

今回のＭＯＤは、ツイストテールの P-123 で底上げの必要なタイプで行いました。また、使用する抵抗値は、２０オームの場合２２ルクス(50cm)、１０オームの場合７１ルクス(50cm)でした。このため、当分１０オームで使うことにしました。

---

■　部品の作成　これは、お手軽・荒くれＭＯＤです


�@０．５ｍｍの銅の板をＣＲ１２３Ａサイズに切ります。
　そして、P-123 の底の突起におおよそ合う形に４辺を曲げます。
　中央に突起を付けます。（裏からセンターポンチで打ち出しました）
　　　
　写真右の銅板は、Hi/Lo切替機能を付けない状態で使用する１ｍｍスペーサーです。

�A魚の目パッドと抵抗（１０オーム・１／４ｗ）を使い、抵抗が銅板に当たらない場所に写真のように
　止めました。　写真は、２０オームです。また、魚の目パッドは薄く切ってあります。
　　　

�BLSH は、電池＋接点にドーナツ状のクッションが無いため、常時 Lo モードで点灯してしまうのを
　防ぐため、電池＋接点側にも魚の目パッドを薄く切ったものを貼りました。
　　　

�CHi/Lo切替機能は、以下のように動きます。
　・ツイストテールを締め込んで行くと、先ず抵抗のリード部で導通し、電圧が低下した状態で回路に
　　電気が流れ、ＭＯＯＮモードで点灯します。
　・さらに締め込んで行くと、銅板の突起と電池が接触し、抵抗をパスして導通します。
　　この状態で、電池パワーが十分にあれば、ＳＵＮモードで点灯します。

�D銅板は、対角線寸法を P-123 内径よりほんの少し大きくすることで電池の出し入れ時に部品が
　落ちてこないようになります。

ご注意：この部品は、使用する電池によって銅板の突起の高さやリード線の形状を少し変える必要が有るようです。

---

壁に照射しました。　左側は、Ｈｉ（Ｓｕｎ モード）、右側は、Ｌｏ（Ｍｏｏｎ モード）です。

　

---

グラフは、Ｌｏ（Ｍｏｏｎモード）で、最大２５０ポイントのスケールで表示しています。

照度は、７７ ルクス(50cm)、イルミナムインデクス（勝手規格です）は、９，７５３です。

---

---

Illuminum HOME へ戻る

感想などお聞かせください。イルミナム宛のメール