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イルミナムの「ARC-AA Silver's MOD」のページです。
2004.2.20 一部の写真を差し替え　2004.2.14 作成

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■ARC-AA の　Ｓｉｌｖｅｒさんの ＭＯＤ（改造）

３ｗラクシオン( Luxeon III )を使ったＵＳＡ製ベースのＭＯＤ（改造）品です。

グラフ中の表記で、LuxeonIII と3w が混在していますが、全てLuxeonIIIのことです。

下にコメントがあります。

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単三 １本

本体は、ARC-AA です。


NX-05 コリメータを加工して組み込んであります。


リング状パッドが追加されています。


グローは趣向を変えて赤でお願いしました。これは良いです。

2004.2.20写真変更

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■ニッケル水素 2100mAh (GP ブランド)

壁に照射しました。　右側は、照度を１０段階に分けて色分けしたものです。１０段階目は黒です。
壁への照射は、データをそろえるため、見難くなっています。照射の様子は、下の３Ｄ図も合わせてご参照ください。

中心照度は、９３４ルクス(50cm)。
　

左：最大２６０ポイントのスケール表示 (width:1000 point = 84 degrees)
右：イルミナムインデクス（勝手規格です）= 332,870　です。
　　



■アルカリ単三／リチウム 3V

中心の照度は、左：アルカリ=１０２４ルクス(50cm)、右：リチウム3V =１７８０ルクス(50cm)
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最大２５０ポイントのスケール表示 (width:1000 point = 84 degrees)
イルミナムインデクス・左：アルカリ = 361,136　右：リチウム3V = 580,181 です。
　　 　　





■比較のため、Silver's MOD INFINITY を参考表示します。

　

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Runtime of Silver's MOD CMG INFINTY 3w + MadMax

ニッケル水素は、1.31V で開始し、３時間後に、1.13V で終了しました。充電後、少し時間が経過していたことと、測定設置にもたついて、２分ほど照射してしまったため、初期照度低下分がカットされたようなグラフとなってしまいました。
今回は、2100mAhのGP 製を使用しました。2300mAh でMadMax（Plusではない）INFINITY では約１４５分間ハイパワーが続きましたが、今回は、MadMaxPlus ということもあり７５分間程度しかハイパワーが続きませんでした。

考察：LED の明るさのランクが低い上に Vf が高かったものと考えられます。このため、MM+ でなんとか明るさは、INFINITY（LuxIII T ランク）並みの明るさにはなったものの、相対的に早く大きい電圧低下が起こり、早い時間で照度の低下を起こしたものと思われます。また、LED の照度が低下するとともに消費電力も下がり電池残量も３時間後で1.13V とINFINITY の 1.03V と比べが高く、結果として電池を使いきらない状態になったようです。

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品　名	仕　様	ＬＵＸ (５０ｃｍ)	照射角 (度)	公称 照度／光度	光源の公称 電力(ｗ)	電　池	ランタイム 公称値
Silver's MOD ARC-AA 3w NX-05 Optics 2004.2.14	3w LED	1,780	28.1	NA	NA	Lithium 3V	NA
Silver's MOD ARC-AA 3w NX-05 Optics 2004.2.14	3w LED	1,024 NiHM = 934	28.1	NA	NA	単三ｘ1 (Ni-MH可)	NA



　表中の記号の説明は、勝手評価リストのページをご参照ください。

仕　様	総合	近接	押入	外	５ｍ	取扱	満足	感想	備　考
3w LED	☆☆☆☆☆	○	◎	◎	◎	○	◎	ARC-AA が生まれ変わりました	Silver さんに作って頂きました。MadMaxPlus コンバータに ランク不明の Luxeon III を組み合わせたものです。 明るさは、同じSilverさんMOD のINFINITY とほぼ同じです。 今回のLuxIII はT ランク品ではなかったため、照度が上がりませんでした。しかし、INFINITY の色はV1 のため、黄ばんみが残りますが、こちらは色が白くナイスなフィーリングでした。しかし、T ランク品の持ち合わせが無かったことがちょぴり悔やまれました。



他のフラッシュライトとのデータ比較は、 フラッシュライト 「中央照度測定と公称データリスト」 をご参照ください。

また、「勝手評価リスト」 も合わせてご覧下さい。



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■ 総評

Silver さんがARC-AA のMOD を受け付けるとの情報で直ぐに申し込みました。前回お願いしたCMG INFINITY で味をしめていたのと、前回MadMaxPlus（MM+）の持ち合わせがなく、MadMax（MM）でのMOD だったこともあり、今回は、MM+ でお願いしました。

外観がARC-AA そのものなので、INFINITY と比較するとマニアック感が高く見栄えが良いです。また、照射色が真っ白系で、とても気持ちの良い色でした。

今回のグローは、赤でお願いしました。この色は、アルミナ系の新素材ではなく、亜鉛系のものです。このため、光を受けた直後はかなり明るく光るものの、持続時間は短い方の蓄光素材です。また、蓄光素材としては緑が一番強く長時間発光するようです。また、強い光を１０分から３０分といった結構長い時間当てると、緑、青ともに８時間以上などかなり長い時間光続けるようです（真っ暗なところで分かります）。


左から壱式（緑）・Silver's MOD INFINITY（青）・Silver's MOD ARC-AA（赤）
2004.2.20写真変更



■ 今回、以下の事が分かりました。

・LED の照射色は、今回の方が白くて気持ち良い
　INFINITY はV1 色で黄ばみが残りますが、今回は真っ白系です。
　エミッタのため、ランクは不明です。

・照度は、INFINITY とほとんど同じ
　LuxIII T ランク品 + MM ＝ 今回の LuxIII + MM+

・ランタイムは大幅ダウン：フルパワー約75分
　主にMM+ の消費電力が大きいためと思われますが、今回は、LuxIIIエミッタもVf が高いなど消費
　が大きいタイプだったのでは？と想像します。（INFINITY のVf はK ランク品）
　しかし、INFINITY は、フルパワーで光る時間が１４５分と長いものの３時間で電池電圧が 1.0V に
　下がってしまいますが、こちらは、３時間後でも、1.1V 以上電池電圧があり、オリジナルのARC-
　AA より明るい光でさらにしばらく光り続けると思われます。
　なお、電池容量が今回は10% 程度少ないモノを使ったため、それも要因の一つではありますが、
　ハイパワー持続時間大幅ダウンの主原因ではなさそうです。



・新しい仮説
　今までのSilverさんのMOD と荒くれMOD の結果などから「MM やMM+ をニッケル水素電池で使っ
　たモジュールの場合、Vf が高いとフルパワーのランタイムが短いが、低照度の状態でダラダラと
　長く光続けるのではないか」と仮定してみました。明るさのランクは、単純に照度の差になりますが、
　MM 系のコンバータボードでは、Vf の差が無視できない負担の差になっているのかもしれないと
　思ったからです。

　今後、Vf のはっきり分かるLEDで、Vf の高いモノと低いモノが手に入れば、それをMM やMM+ で
　使った場合、電池条件を合わせてデータを取ってみたいと思います。またその時は、照度を測るの
　ではなく、LED の端子間電圧と、電池電圧の変化を測定することでMM やMM+ の性能が分かりそ
　うです。（照度低下は、MM 側でVf に相当する電圧供給が出来なくなったため起きると考えたため
　です）






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