---

Illuminum HOME へ戻る

イルミナムの「Aleph 1 (27mm) with 1x 17670 Li-ion (Black) 」のページです。

2005.1.29 作成

---

■ Aleph 1 (27mm) with 1x 17670 Flashlight (Black)

ＵＳＡ製です。High /Low 切替機能付きです。

下にコメントがあります。

---

17670 Li-ion 電池 １本 （ 2CR123 body 使用 ）







ダイレクトドライブの電池接点＋部分は、壊れた Badboy の基板を利用しました。

---

■Aleph 1 (27mm) with 1x 17670 Flashlight (Black)　High Mode

壁に照射しました。　右側は、照度を２０段階に分けて色分けしたものです。２０段階目は黒です。

中心照度は、9,740 ルクス(50cm)。
　

左：最大1,000 ポイントのスケール表示 (width:1000 point = 84 degrees)
右：イルミナムインデクス（勝手規格です）= 476,504 です。
　　





■Aleph 1 (27mm) with 1x 17670 Flashlight (Black)　Low Mode (15ohm)

壁に照射しました。　右側は、照度を２０段階に分けて色分けしたものです。２０段階目は黒です。

中心照度は、1,050 ルクス(50cm)。
　

左：最大250 ポイントのスケール表示 (width:1000 point = 84 degrees)
右：イルミナムインデクス（勝手規格です）= 50,836 です。
　　





■比較のため、Aleph 1 (27mm) / Aleph 3 (38mm) Head を参考表示します

中心照度は、10,580 ルクス(50cm)。
　

---

Runtime of Aleph1(27mm) 1x 17670 (Li-ion)

---

品　名	仕　様	ＬＵＸ (５０ｃｍ)	照射角 (度)	公称 照度／光度	光源の公称 電力(ｗ)	電　池	ランタイム 公称値
Aleph 1 (27mm) with 1x 17670 High 2005.1.29	3w LED	9,740	5.7/37.5	NA	3w	17670ｘ1 Li-ion	NA
Aleph 1 (27mm) with 1x 17670 Low 2005.1.29	3w LED	1,050	5.7/37.5	NA	3w	17670ｘ1 Li-ion	NA

　表中の記号の説明は、勝手評価リストのページをご参照ください。

仕　様	総合	近接	押入	外	５ｍ	取扱	満足	感想	備　考
3w LED	☆☆☆	◎	◎	◎	◎	◎	○	Li-ion でダイレクトドライブ	仕様 Aleph 1(27mm) head、DirectDrive Light Engine、15 ohm McE2S tailcap 2-stage switch、LED:LuxIII SW0K 2xCR123A 用の Aleph Body に 17670 (Li-ion) を入れてダイレクトドライブで使います。LuxIII の K ランクは、3.8V で 700mA 流れます。 Li-ion ダイレクトドライブは LED のVf ランクは選ぶものの、電池と LED の相性がとても良く大成功でした。 ただし、SW0K LED はなぜか白ではなくグリーン傾向でした。近いうちに交換する予定ですが、これはこれで慣れてくるとイヤではなくなりました。

他のフラッシュライトとのデータ比較は、 フラッシュライト 「中央照度測定と公称データリスト」 をご参照ください。

また、「勝手評価リスト」 も合わせてご覧下さい。

---

■ コメント

保護回路ナシ（生セル）の Li-ion 電池を安く買ったのは良かったのですが、2.4V を下回る過放電になると電池がダメになるので今まで安心して使うことができませんでした。また、充電直後の電圧が 4.2V になるため、電子回路へのダメージも考えられ、生セルの Li-ion の使い方を考え中でした。

いろいろ実験を行って見ると、3.80V の Li-ion 電池でダイレクトドライブした場合、
　QWOH ：1.14A
　TV1J ：1.00A
　TWOK ：0.78A　と LED に流れることが分かりました（各１個なので信頼性は低いです）

そして、今回は、壊れた Badboy の基板を利用して電池接点を作り、狙いを 700mA とするため、Vf K ランク のLED を選び (SW0K) 組み立てました。この LED は 4.2V で 1.44A 、3.8V 付近でおよそ 700mA が LED に流れます。

なお、ランタイムは、3.8V からスタートしていますが、想像以上に照度が安定し、Li-ion のダイレクトドライブはなかなか上手く働いてくれることが分かりました。

LED や Li-ion 電池の安全性は、充電直後の電池電圧では LED に少し過剰に電流が流れるリスクがありますが、暗くなれば充電すれば良い（Li-ion 電池は継ぎ足し充電ＯＫです）ので電池のリスクはほとんど有りません。ほとんど光らなく無くなった状態で 2.8V と過放電の心配は全くありませんでした。

なお、Li-ion 電池の充電は、汎用充電器（ K&S のKS CHARGER DX PRO ）での充電 をご参照ください。

勿論、安全回路の入った Pila 168S でも同様の使い方ができます。


■ 総評

Aleph シリーズ で Li-ion 電池用にダイレクトドライブ仕様で組み立てたものです。

今回は、Li-ion 17670 を使ったので、2xCR123A 用ボディを使用しました。CR123 タイプの Li-ion を使用する場合は、1x CR123A 用ボディを使えば良いということになります。

ツイストテールに１５オームの抵抗入りですので、Low mode では負荷が増えるためちゃんと暗くなります。また抵抗部分の発熱も分からない程度に低いです。

総評としては、想像以上に Li-ion のダイレクトドライブは Luxeon LED と相性が良く大成功だと思いました。ランニングコストを気にすること無くお手軽に明るいライトが完成しました。

この Li-ion とダイレクトドライブの組み合わせは、例えば Longbow 用のライトエンジンモジュール（サンドイッチショップのもの）を使ってダイレクトドライブ部品を組み、CR123 型 Li-ion 電池を使うとコンパクトで経済的で使い倒せるライトが簡単に出来そうです。またライトエンジン部分の電子回路の入るスペースに Aleph で使用したような２ステージスイッチを入れれば、ツイストテールの Longbow では Hi/Lo 切り替えもできそうで、今後いろいろなバリエーションが作れそうです。

---

Illuminum HOME へ戻る

感想などお聞かせください。イルミナム宛のメール