照射の色について。 実験ページです。
2003.9.3 一部訂正 since 2003.8.12
LEDの照射色をどう表現したら良いかを、先ずは、実験として、第一回目の表現をして見ました。いつもお世話になっている画像処理のT先生に再びご協力頂きました。
色温度での表現を考えて見ました。
bonさんの
Flashlight Fan サイト
の LumiLeds製 / Luxeon ページ(ARC−LSシリーズページの Detail の Luxeon から行けます) に 色合い を 色温度 で表示している説明がありました。
1wLEDのランク(bin)が「Q3」など言われ、その「3」は、ラクシオンの規格では 「5500から6000ケルビン」 とそのページの表から分かります。
このことから、照射したフラッシュライトの色温度分布を取ると色合い表現が少し分かるのではないかと考えました。
色々カットアンドトライで試してみると、煩雑さを避け、10ステップ位で表現しようと考えたので、4000ケルビンから7000ケルビンまでを300ケルビンステップで色分けしたら良さそうなことが分かり、やってみました。
シュアL4・スーパー501・ARCLSL の 3つの結果は、以下のとおりでした。
注:下の表示に使った色は、色温度に対応したイメージ着色です。
一般的に5600ケルビン位を真っ白と呼んでいるようなので、それより色温度が高いと青が強い、弱いと赤茶色が強いことをイメージしています。(このページの着色は、もう少し範囲を広げ、着色も修正する予定です)
また、JISなどでの言われる x y 表示色で、y 値が変化すると、同じ色温度でも、黄色系もピンク系も同じ色温度となってしまいます。この違いを表示させる方法を考えることも今後のテーマの一つですね。
(下に追記あり)
なお、今回の画像処理用に、写真を全て取り直しました。今までの画像は、デジカメのホワイトバランスがオートになっていたためです (^^; 今回の撮影では、色を見るにあたり、環境を6000ケルビンと想定するマニアル設定としました。しかし、このことは、6000ケルビンの照射光が真っ白扱いとなり、画像解析ではそれが5600ケルビンで表示されるという問題が有ることが分かっています。画像解析での補正方法を検討する予定です。
そんな、こんなと問題点もありますので、このデータはあくまで「実験」ということでご覧ください。
シュアファイアL4
イメージ着色と色温度
(単位:ケルビン)
スーパーファイア501
ARC LSL
シュアL4は、色温度が高く、スーパー501は、丁度良い白さ、ARC LSLもプラチナでは無い割りには良さそうです。
想像たくましく考えると、シュアの 使っているランクは「上」、スーパーはランクが「下」、アークは1wなので、それほど選別しなくてもランクが「そこそこ上」になっている、・・・・?。
(LEDランクによる色合いにの追記)
この色けの違いは、bonさんの Luxeon のページの色合いについてを 表や図 で再度見ていたところ、「色合い」表示4桁とは、色温度だけで分けていると、上記の黄色やピンク(色温度によって、その色合いが違います)などの違いが見分けられないことを、対策していることが分かりました。
例えば、4桁の YA とY0 ランクは、それぞれ 8000ケルビンと色温度は同じですが、 YA は、紫系の白、Y0 は、青系の白、と区別されています。ランクが細かくなれば、同じランクでの色の違いも少なくなりそうです。しかし、まだ、照射光の中央と周辺での色合いの差などの問題が残りますが、・・・。
次回に続くか?
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